【キックボクシング】初めてシャドーをする時に意識すること【初心者】

今回のテーマは初めてシャドーをする時に意識することです。
パンチのフォームを説明する内容ではなく、ジムで正しいパンチのフォームを習って、その正しいフォームでパンチが打てるようになるためのポイントを紹介しています。
内容を簡単に説明すると肩が力んで上がってないか攻撃の前に動作が入ってないか確認することです。
キックボクシングを習い始めようかな?もしくは習い始めたばかりの方へ向けて作ってみました。

初心者の方は習い始めにチョット確認するようにしたら後々苦労しなくて済むポイントを紹介しているので、シャドーをする時は確認してみてください。

それでは本題に入ります。
初めてシャドーをする時、鏡を見て真っ先に確認することは鼻毛が出てないかチェックする。じゃなくて肩に力が入りすぎてないか確認してみてください。
鼻毛のチェックは家で済ませている前提で話すと、先ずは肩の確認です。
体に力が入りすぎてガッチガチに肩が固まる。そういう状況になるとパフォーマンスは落ちてしまいます。
極端に表現するとこんな状態です。緊張してカラダがガッチガチに固まってしまうとどのスポーツでも悪影響を及ぼします。
例えば野球をする時もこんなに肩が固まっていたらバットを振れませんよね、テニスでラケットを振ったり、バレーでボールを打つのも難しくなります。
そのため肩に力が入りすぎてないか一番最初に確認してみてください。
格闘技の場合はガードをあげるので肩の力を抜くのが難しくなります。
ガードをするために腕をあげるけど肩の力を抜く、そしてこの状態で動く。
最初は肩の力を抜けててもパンチを打ったり相手の攻撃をガードをしたりして徐々に力みが出てきます。
そのため、無意識のうちに肩が上がってないか鏡を見ながら確認してください。
肩が力んで上がってしまう原因は複数あって、単純に過剰に力が入っている場合もあるのですが、緊張が原因の場合も多いです。
ジムに通い初めて日が浅くまだジムの仲間たちと打ち解けれてない。馴れてない環境で少し緊張する。
それが原因の場合は時間と共に解決します。
一緒に練習する仲間がいる、かけがえの無い時間を共有する仲間がいる。
次第に馴れてきて緊張も解けてくるので練習に励んでください。

では力んで肩が上がってしまう時の対処法を紹介します。
対処法は二パターンあって力を抜く意識をする方法と、しっかり制御する意識を持つ方法があります。
力を抜く意識を持つ方法はギュッと力を入れてスッと力を抜く、ギュっと力を入れてスッと抜く。これを何度か繰り返してスッと肩の力を抜く感覚を覚える方法です。
この方法は深呼吸を繰り返しても思ったように力が抜けなかった時に試してみてください。

では次、もう一つの方法を紹介します。
この方法は肩甲骨を下げる意識を持つ方法です。
無意識のうちに肩が上がってしまうので、しっかり制御して下げる。
力を抜く意識というよりは、しっかり制御する意識を持つことです。
僕の場合力を抜く方法を色々試してみたのですが、どうしても無意識のうちに力が入って肩が上がってしまいました。
無意識で肩が上がってしまう。ということは意識して制御出来ないか試してみたら上手くいきました。
肩甲骨の動き、挙上、下制、内転、外転、上方回旋、下方回旋。
この動きを意識して外転、内転、外転、内転、挙上、下制、挙上、下制と繰り返し動かします。
この動きを鏡を見ながら毎日確認してみてください、そうすると次第に制御が上手くなります。
力を抜く方法だと必要最低限の力も抜けたり体幹に力の入ってないキレのない動きになってしまったりしました。
そのため、僕は力を抜くというより、しっかり制御する意識をしています。
ここの感覚は個人差が大きいので、力を抜いてみたり、制御する意識でやってみたり何度か試して自分に合う方法を見つけてください。

では次二つ目に確認することは攻撃を打つ前の動作です。
練習を重ねれば重ねるほど攻撃を打つ前の動作が少なくなります。
しかし習い始めてすぐの段階では攻撃を打つ前に大きな動作が入っていたりします。
例えば僕が見てきた例だと、パンチを打つ前にグローブを叩いたり、廻したり、握りを確認したり、脇が開かないように確認する動作を入れたり、首を動かしたり、本人は無意識でやってしまう動作があります。
パンチを打つ前に腕を引いてしまう動作は割りと気付きやすいのですが、無意識の動作は気付くのに時間がかかるので注意してみてください。
それに気付かず必ず繰り返してしまうルーティーン動作になってしまうと直すのに苦労します。
ルーティーン動作の例でいうと、パンチを打つとき脇が開いてしまうのを防ぐため、パンチを打つ前に脇の閉め具合を二回必ず確認してパンチを打っていた子がいました。
脇が開かないように必ず確認する。その動作がクセになってしまって自分でも気付かないうちにパンチを打つ前に脇を二回動かしてしまう。
そして、その動作がパンチを打つ前のルーティーン動作になってしまう。という例がありました。
もう一つの例は肩の力を抜くために肩を動かす動作が入った例もあります。
肩の力を抜くためにパンチを打つ前に肩を動かす動作を入れてしまった例です。
このようにパンチや蹴りを出す前に必ずやってしまうルーティーン動作がないか鏡を見て確認してみてください。
僕の場合はアゴが上がってないか確認するため一回アゴを引いて位置を確認する動作が入ってる時がありました。
毎回何気なく鏡を見ますが攻撃を打つ前にルーティーン動作が入ってないか確認してみてください。
特に弱点を修正しようと意識してたら別の動作が入ってしまう。そういうケースはよくあるので毎回必ず見るようにしましょう。

では最後にまとめます。
初めてシャドーをする時に確認することは次の二つです
一、肩が力んで上がってないか確認する
二、攻撃の前の動作を確認する
この二つを確認してみてください。特に肩は必ず下げる。まずはここから始めてみてください。
反復練習を積み重ねると必ず上手く出来るようになります。
その時に、攻撃を打つ前のクセまで反復練習してしまうと直すのに時間がかかってしまいます。
今回の話は肩の力を抜くことと、攻撃の前に入る動作の確認をしましょうという内容でした。
初めてのシャドーというタイトルだったので、この動画を見てくれた方はジムに通い始めたぐらいの方を想定してます。
格闘技を通じて学べることは、努力する、継続する、成功体験を得る、失敗しても再チャレンジする、仲間と切磋琢磨するなどたくさんあります。
格闘技があなたの人生でより良いモノを得られるきっかけになれば幸いです。

それでは今回はこの辺で終わります、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です