今回のテーマは習い始めの自主練です。
前後左右への移動、しっかり振り抜く、しっかり戻すこの3つを説明してます。
キックボクシングを習い始めた。ジムだけでなく家でも練習したい。
でも何から始めればいいの？という方に向けた内容です。
では本題に入ります。
自主練で何から始めればいいのか分からない場合は前後左右への移動から始めてみましょう。
キックボクシングは基本的に移動しながら闘います。
踏み込まず手の届く距離に相手の頭部がある。
この距離で戦い続ける。ことはありません。
自分の手も届く、相手の手も届く、足を止めて打ち合い続ける
このような距離感ではありません。
基本的には踏み込んで攻撃が届く距離で闘います。
その場で攻撃。ではなく踏み込んで打つ練習をします。
踏み込んでジャブを打つ、踏み込んでワンツーを打つ、踏み込んでミドルキックを蹴るという練習です。
踏み込んで攻撃。踏み込みが上手く出来なかったら攻撃も上手く打てません。
踏み込んだ時に重心が変わったり軸がブレたりすると強い攻撃を打つのが難しくなります。
そのためまずは前後、左右、左回り、右回りに移動する練習をしましょう。
構えて、リズムをとります。
リズムは1、2、1、2から始めてみましょう。
前後に片足ずつ動いてみましょう。1、2、1、2のリズムで左足、右足と動かし前進します。
下がる時は右足、左足です。
1、2、1、2で片足ずつ前後に動けるようになったら左右に動いてみましょう。
左に移動する時は左足、右足と動かします。
右に移動する時は右足、左足と動かします。
左右に動けるようになったら次は左回り右回りに動いてみましょう。
左回りに移動します。片足ずつ左、右、左、右と動かします。
次は右回りです。右、左、右、左と移動します。
このようにまずは片足ずつ移動します。
片足ずつ移動する時は行きたい方向の足を動かすので分かりやすいですね。
片足ずつ移動出来るようになったら次は両足移動です。
前に移動する時は右足で蹴って左足で止めます。
後ろに移動する時は左足で蹴って右足で止めます。
左に移動する時は右足で蹴って左足で止めます。
右に移動する時は左足で蹴って右足で止めます。
左回りは右足を蹴って移動、右回りは左足を蹴って移動です。
両足移動は右足を蹴ると前、もしくは左に移動できます。
左足を蹴ると、後ろや右側に移動できます。
考えなくても自然に動けるよう練習してみてください。
踏み込んで攻撃、回って攻撃、回って回避、様々な場面で使います。
上手く移動出来ないと攻撃が遅れる、反撃が遅れる、攻撃が避けれない等のデメリットに繋がります。
自然に出来るようにしてくださいね。
移動の次はしっかり振り抜く攻撃を練習しましょう。
ジャブをしっかり打つ、ワンツー、ミドルキックとしっかり振り抜いてみましょう。
手が伸びきらないパンチ、腰が入らない蹴り。そうならないようまずはしっかり振り抜くことを覚えましょう。
しっかり伸びないパンチ、腰が入ってない蹴りの例です。
攻撃距離が出ません。威力も出ません。
しっかり伸ばしてないパンチの距離です。
関節も曲がっているとクッションになり威力が出ません。
しっかり振り抜いたパンチです。
距離が伸びましたね。
少し距離が伸びる。ギリギリで攻撃を避ける状況なので、この少しが重要です。
紙一重。攻撃が当たるか外れるか。そういう状況です。
あと少しだったのに…そういうことの無いよう、まずはしっかり振り抜く。
しっかり強く打てる。そういう練習をしてください。
しっかり振り抜いた後はしっかり戻します。
パンチを打って終わり、キックを蹴って終わり。にしてしまうと反撃されます。
打って終わりにすると攻撃されます。
蹴って終わりでも攻撃されます。
攻撃は振り抜いて終わり。ではなく振り抜いて戻します。
特に蹴りの場合は蹴った後相手から視線を外す。蹴り終わりに一息ついて戻る。
このように蹴って終わりになりがちです。
視線を残す、体勢を戻す。そこまで気を配りましょう。
以上これら3つのポイントを意識して練習しましょう。
特に1つ目の移動は地味な練習ですが重要です。
攻撃する時は踏み込んで攻撃する。
攻撃後は速やかに移動する。その場に留まらない。
その場に留まらないことによって相手に反撃させない。
攻撃する隙を与えない。
こういう闘いかたを身につける第1歩に繋がります。
繰り返し練習してみてください。
単発攻撃から見直したい方は過去動画のリンクを説明文に貼っときます。
興味があれば視聴してみてください。
キックボクシングを習い始めて自主練をする。
もっと上手くなりたい、成長したい。そのために練習する。自分が出来る練習をやってみる。
つまり自分が出来ることを考え実行する。挑戦する。という経験を得ることが出来ます。
自分が出来ることをやる。挑戦する。今回の動画がそのための第１歩に繋がれば幸いです。
それではまた次の動画で会いましょうありがとうございました。
