【キックボクシング】基本的な拳の握りかた【初心者】

こんにちは広島県尾道市でキックボクシングをしている山本真也です。

今回のテーマは基本的な拳の握りかたです。
僕が初心者の時に習った基本的な拳の握りかたと、小指側を意識して握ったらどうなったか、人差し指側を意識して握ったらどうなったかを紹介しています。

初心者の方でもっと自分に合った握りかたはないか考えている方や、パンチを打った時小指側が当たってしまう方は参考にしてみてください。

拳の握りかたの前提条件はバンテージを着用してグローブを装着することです。
そのため急所を狙う一本拳のような握りかたは紹介していません。

それではまず基本的な拳の握りかたを紹介します。
握る前にまず意識することは拳を握った後どこをあてるか意識して握ります。
当てるポイントは中指と人差し指の拳頭です。
そこを上手く当てれるよう意識して握ります。
薬指や小指の拳頭を当ててしまうと拳をケガするので注意してください。
それでは人差し指と中指の拳頭を意識出来たら握る動作に入ります。

まず最初に指の部分の隙間を埋めます。
小指の隙間、薬指の隙間、中指の隙間、人差し指の隙間と埋めていきます。
次は掌の隙間を埋めます。
今度はさっきと逆で人差し指、中指、薬指、小指の順番で隙間を埋めて親指を添えます。
掌の隙間を埋める時に小指側からではなく人差し指側から埋める理由は、握る前に意識した人差し指と中指の拳頭を先に固定するほうが握りやすいからです。
ここの感覚は個人差があるので小指側から握るほうがやりやすいか人差し指側から握るほうがやりやすいか何度か握りなおしてやりやすいほうで握ってください。

握りかたが決まったら次は当たる瞬間をイメージして拳をギュッと握って、緩めて、ギュッと握って、緩めてを繰り返してみてください。
何度か繰り返しているときに確認してほしいのが、人差し指と中指の拳頭がまっすぐになっているか確認してください。

僕の場合、無意識で握ると小指側に過剰に力が入り薬指や小指の拳頭がパンチを打った時に当たってしまいます。
※小指を巻き込むような握りになってしまいます。
腕に過剰な力が入ってしまうのを防ぐため薬指や小指を意識して握る。
ウエイトトレーニングで背中のトレーニングをする時に意識する方法です。
僕の場合この方法で腕の過剰な力は抜けたのですが、小指側で巻き込むような握りになってしまい人差し指と中指の拳頭が当たらなくなりました。
そのため握る強さを微調整して人差し指側の拳頭が当たるように角度を調整しました。
その感覚を覚えておいて拳をギュッと握って、緩めて、ギュッと握って緩めてを繰り返しました。
こうやって感覚を掴もうとしましたがパンチを打つ時、小指側の拳頭が当たってしまったり拳の握りが甘すぎたりして上手くいきませんでした。

次に意識したことは人差し指側を意識しました。
人差し指側を意識して拳頭を動かすと動かしやすく感じました。
小指側よりしっくりくる感じがあってミットを打った後の感覚も人差し指と中指の拳頭がしっかりあたってました。
そのため今は人差し指側を意識して小指側を握る強さは微調整してます。

まとめると
1、人差し指と中指の拳頭を握る前に意識する。
2、指の隙間を埋める。
3、掌の隙間を埋める。
4、握りなおして握り具合を確認する。
5、握り始める指や意識する指を変えてみる。

この流れで自分に合った握りを探しました。
僕の場合、小指側を意識するメリットは腕の力が抜きやすかったことです。
デメリットは拳頭のコントロールが上手く行かなかったことです。
人差し指側を意識するメリットは拳頭のコントロールが上手くいったことです。
デメリットは腕に過剰な力が入りやすかったことです。

こんな感じで拳の基本的な握りかたから小指側を意識して握ったり、人差し指側を意識したりして自分に合った握りかたを探しました。
今でも、もっと良い握り方はないだろうかと考える時があります。
あなたはどんな風に拳を握ってますか?格闘技を始めたばっかりで拳の握り方がしっくりこない方は握り始める指や意識する指を変えてみてください。
あなたに合った握り方が見つかると思います。
それでは今回はこの辺で終わります。ありがとうございました。

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