ジャブの練習方法3つの状況をイメージ[初心者][キックボクシング]

今回のテーマはジャブの練習方法3つの状況をイメージして打つです。
止まっている相手に打つ、下がる相手に打つ、踏み込んで来る相手に打つ、この3つの状況について話してます。


キックボクシングを習い始め1番最初に習う攻撃はジャブだと思います。
ジャブを習って鏡の前でフォームを確認する。
そして馴れてきたらジャブを打ちながらシャドーをするという練習になると思います。
その時に『相手をイメージしながら打つ』このように教わると思います。
しっかり相手をイメージしてジャブを打つ。
習い始めは特に苦労すると思います。
苦労する理由はイメージが難しいからです。
イメージは相手と対峙する練習、防御練習やマススパなどを実施すると上手く出来るようになります。
習い始めはそれらの練習をしてないため相手のイメージが難しいです。
シャドーでジャブを練習したいけどイメージが難しい。そういう方は今回話す3つの状況を想定して練習してみてください。

それでは本題に入ります。
まず1つめは止まっている相手を想定してジャブを打ちます。
過去の動画、基本的なジャブの打ち方で紹介した攻撃は止まっている相手を想定してます。
まずは止まっている相手に正確に打つ。
それが出来るようになったら、より実践的に動く相手をイメージします。
そのため、まずは止まっている相手を想定しジャブを打ちます。
ここで意識することは、より速く、より正確に、より隙を少なく打つことです。
この時に止まっている相手のイメージが難しい。
そういう方はサンドバッグを1度見て距離を確認してください。
腕を伸ばして当たる距離だと近すぎます。
踏み込んで腕を伸ばすと当たる距離をイメージしてください。
そこに相手がいる。
止まっている相手に、より速く、より正確に、より隙を少なくジャブを打つ練習をしてみてください。

では2つ目に行きます。
2つ目は下がった相手を追うイメージです。
自分が攻撃を打って、相手が下がる。
その時に追撃するイメージです。
相手が下がり追っていく時は何か攻撃を出した方が良いです。
なぜかというと攻撃を出さずに追っていくと相手が反撃してくるからです。
相手からすると距離をつめてきたけど攻撃してこない。
手の届く位置にいる。
チャンスと見て攻撃するという状況です。
つまり、追撃するために追って行ったのに反撃されて不利になります。
それを防ぐため、相手が下がり追撃するイメージで踏み込んでジャブを打ちます。
少しイメージが難しいですか?
難しい場合はさっきと同じようにサンドバッグで距離を確認します。
1つ目の時に確認した位置でサンドバッグを前後にゆらします。
前後に揺れるサンドバッグが後ろに下がる。
その時に追っていくイメージです。
基本的なジャブの打ち方の動画では体勢を崩さない範囲で半歩踏み込むと言いました。
下がる相手に追撃する場合はしっかり踏み込みます。
中途半端に踏み込むと攻撃が届きません。
中途半端に踏み込むより、しっかり踏み込む。
そのイメージを持ってください。
このように2つ目は下がる相手に追撃するイメージでジャブを打ちます。

では最後3つ目に行きます。
3つ目は踏み込んで攻撃してくる相手をイメージします。
相手が踏み込んで来るのに合わせ左に回りながらジャブを打ちます。
後ろに下がるのではなく左に回ります。
後ろに下がると相手の攻撃にのまれます。
踏み込みながら攻撃してくる相手
下がりながら反撃する自分
不利な状況になってしまいます。
その不利な状況を回避するため左に回ります。
左に回ると相手の攻撃を回避できます。
さらに距離が離れすぎないため自分が攻撃出来ます。
距離感のイメージは今回もサンドバッグを利用します。
サンドバッグを前後に揺らします。
サンドバッグが向かって来るのに合わせ左に回ってジャブを打ちます。
ジャブを打った後は追撃出来るような体勢にします。

このようにジャブを練習する場合は止まった相手、下がる相手、向かって来る相手をイメージしてみてください。
相手をイメージして打つ。
同じ表現ですが少し具体的にしてます。
習い始めでイメージが難しい。そう感じている方は少し具体的な状況をイメージしてみてください。
何となくジャブを練習するより早く上達出来ます。
僕も最初は全くイメージ出来なくて苦労しました。
自分が出来ることを考えたら、止まっている相手がイメージ出来ました。
まずは止まっている相手をイメージする。
それを繰り返していたら、下がる相手、向かって来る相手のことを考え始めました。
自分が踏み込んで打って、下がる練習をしていたからです。
このように少しずつ自分がイメージ出来ることを増やしました。
習い始めに相手をイメージすることが難しいと思っている方は参考にしてみてください。
止まっている相手に打つ基本的な打ち方などは過去に話してます。
説明文にリンクを貼っておくので興味がある方は視聴してみてください。
それではまた次も会いましょう。
ありがとうございました。

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