初めてグローブを買う時のポイント[キックボクシング]

今回のテーマは初めてボクシンググローブを買う時のポイントです。
グローブの種類、メリット、デメリット、お勧め等を話してます。
始めて買う時、何を買えば良いのか迷ってる。そういう方に向けた内容です。


ジムに通い始め、最初はグローブを借りていると思います。
始めはグローブを借りて練習し、次第に面白さを実感して購入する。
このような流れが一般的です。
『よしグローブを買おう』そう思った時に
種類、サイズ、メーカー等で悩むと思います。
そういう時は予算と目的によって購入する物を選びます。
例えば車を買う時を想像してください。
トヨタにするのかホンダにするのか
軽自動車にするのか普通車にするのか
町乗り用なのかアウトドアにも利用するのか
これらのことを考えて購入すると思います。
グローブにも特徴があります。
目的に応じて予算内の物を購入しましょう。
何となくや激安で選ぶと目的に合ったグローブでは無かったりします。
つまり失敗します。
車に例えると寒くて荒れた山道を走るのに、車高の低いオープンカーを買うぐらい目的と違ったりします。
話がそれたので戻します。
グローブを購入するさいは目的に応じて購入すると失敗を防げます。
それぞれの特徴を聞いて自分の目的に合うものを選んでください。

それでは本題に入ります。
グローブの種類は大きく分けて3つあります。
パンチンググローブ、ミット打ち用、コンタクト用です。
パンチンググローブの特徴は薄くて軽いことです。
メリットは、疲れにくい、打撃感覚を得やすい、拳をキッチリ握ることを覚えやすい等があります。
デメリットは、痛い、感覚がズレやすい等があります。
ミットを打つと疲れます。
特に習い始めは攻撃の時に余分な力が入っていたりするので疲れます。
疲れるとガードが落ちやすくなったり、気持ちはもっと練習したいけど体がついてこなかったりします。
そのため体力に心配な方は少しでも軽いパンチンググローブをお勧めします。
軽い分、疲れにくいです。
また、薄いためミットを打ったとき拳のどの部分で捉えているか分かりやすいです。
そのため大きいグローブと比べると、しっかり握って打つ感覚もつかみやすいです。
拳の握りが甘い、パンチの軌道が悪い、そういう場合親指や人差し指が当たってしまいます。
拳ではなく指があたってしまう状況です。
パンチンググローブは薄くて当たった時の感覚が掴みやすいです。
しっかり握って打つ、拳で当てる感覚を得やすいです。
指が当たった場合にも気付くことが出来ます。
体力に自信がない、拳で当てる感覚を掴みたい方にお勧めです。
注意するポイントは拳の痛みです。
練習を重ね上達すると攻撃威力が上がります。
つまり拳に伝わる衝撃も増えます。
すると思いっきり打ち込みたいけど拳の痛みが気になってしまうというケースもあります。
そういう場合はフォーム確認のため軽く打つ用に使い分けて使用しましょう。
このように、軽くて疲れにくい、拳で当てる感覚を掴みやすい、痛みを感じやすいという特徴があります。

次はミット打ち用です。
ミット打ち用は8オンスのグローブを使用する人が多いです。
8オンスにする理由は自分がゆくゆくは出たい試合のグローブが8オンスだからです。
挑戦してみたい、そう思っている試合で使うグローブが8オンス
練習で使っているのは6オンス
その場合、攻撃のスピード感覚、疲労感などが練習と試合で変わってきます。
そういう感覚のズレを防ぎたいため8オンスのグローブを使用する人が多いです。
階級によって10オンスを使う人は10オンスを選びます。
特に明確な目的が無い方は6でも12オンスでも問題ありません。
その時に1つ考えておくことがあります。
それはコンタクト用のグローブが14か16オンスになるので12オンスにすると分ける意味が少なくなります。
打ち込みにくく、コンタクト用にも使えない、そうならないようにしてください。
最後に紹介するのはコンタクト用です。
スパーリングで使用したり、防御練習で使用します。
例えば、あらかじめ右ストレートを打ちます、ブロックをしてくださいね。という練習等でも使用します。
つまり人に直接当てるような練習で使用します。
こういう時に薄いグローブを使用すると攻撃を受けた相手は痛いです。
クッションが少なく硬い拳が頭部に当たる。
もしくは肘に当たる。
自分も相手も怪我に繋がります。
そのため人に当てるグローブは14オンス以上を目安に選んでください。

このようにグローブは大きく分けて3種類あります。
自分の目的に応じて購入してください。
練習を重ねると必ず相手に打ったり、防御する練習をします。
つまり必ず必要なのは14オンス以上のグローブです。
予算に限りがあり1つずつグローブを買い足していく。
そういう場合、最初に買うのは14オンスのグローブがお勧めです。
必ず必要な物を先に揃えましょう。
他のグローブは後から揃えても問題ありません。
メーカーはウインディがお勧めです。
値段、商品満足度、その2点を考えるとウインディです。
値段、商品満足度、デザインの3点で考えるとツインズです。
商品満足度の1点だとウイニングです。
激安だけど、商品満足度も低いグローブはお勧めしません。
グローブには練習を積み重ねた結果が現れます。
新品の状態から何度も打ち込みます。
打ち込んだ結果がグローブに現れます。
打ち込み続けボロボロになったグローブを見ると自分が何を積み重ねてきたのか実感出来ます。
最初は下手だったけど練習して上手くなった、やれば出来るんだ、ボロボロになったグローブを見て自分のやってきたことを噛みしめることが出来ます。
やれば出来る、自分を信じて挑戦する
良いグローブを使い込むとそういう実感を持つことが出来ます。
激安のグローブだとその実感を持つ前に壊れてしまいやすいです。
そのため激安グローブはお勧めしません。
なるべく良いものを使い込むことをお勧めします。
何度も何度も打ち込んだ本革のグローブ
どれだけ練習したんだろうか?
どれだけ情熱を注いだのだろうか?
自分のグローブを見て自分が積み重ねて来たことを実感する。
仲間のグローブを見てリスペクトする。
僕が格闘技で学んだことの1つです。
ぜひ体験してみてください。
それでは今回はこの辺で終わります。
また次も会いましょう、ありがとうございました。

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